トップメッセージ

平素は弊社の経営に格別のご高配とご支援を賜り厚く御礼申しあげます。 さて、第56期中間連結会計期間(2024年4月1日~2024年9月30日)の概況についてご報告申しあげます。

当中間連結会計期間における我が国の経済は、賃上げの動きや個人消費の需要の増加が見られ、経済活動の正常 化が進んでいることに加え、インバウンド需要も回復し、景気は緩やかな回復基調で推移しました。

その一方で、国際情勢の悪化や円安によるエネルギー資源や原材料価格の高騰、人手不足に伴う人件費の上昇に より、特に外食産業は依然として厳しい経営環境が継続し、予断を許さない状況となっております。

当社は、「食を通して「驚き」と「感動」を」という企業理念を体現するために、良質な食材等の仕入、低価格 による提供、人材教育、衛生管理を徹底してまいりました。

また、店舗の営業についても多様化する消費者ニーズに対応した業態への転換を進めると同時に、店舗オペレー ションの効率化を目指した二毛作業態の開発・展開を実施しております。

以上の結果、当中間連結会計期間における連結売上高は、前年同期比107.5%の58億58百万円となりました。

利益面につきましては、仕入原価や人件費の高騰の影響もありましたが営業利益は98百万円(前年同期は営業損 失10百万円)、経常利益は1億2百万円(前年同期は経常損失3百万円)、親会社株主に帰属する中間純利益は69百 万円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純損失32百万円)となりました。

中間期末配当金につきましては、経営を取り巻く環境は引き続き厳しい状況が予想されることから、誠に遺憾ながら見送らせていただくことといたしました。株主の皆様には、ご理解のうえ、引き続きご支援を賜りますようお願い申しあげます。

なお、当中間連結会計期間末における当社の店舗数は、「旬鮮酒場天狗」5店舗、「和食れすとらん天狗」15店 舗、「テング酒場」14店舗、「神田屋」28店舗、「てんぐ大ホール」35店舗、「ミートキッチンlog50」2店舗の合 計99店舗であります(内フランチャイズ1店舗)。

2024年12月

代表取締役社長 飯田永太